長期インターンは就活の内定に有利なのか?

こんにちは。Goodfind Internです。

普段、学生の方と面談をしていると掲題のような「長期インターンは就活の内定に有利なんですか」という質問を多く受けます。いったいこれは真実なのでしょうか。

結論から言うと(コンサルチックですね笑)、「就活に有利です」。予想通りの答えやん!て思うかもしれませんが、皆さんが答えを早く言って欲しいような感じだから言ったんですよ(笑)

就職活動で内定をもらうには、選考を勝ち抜かなくてはいけません。面接、グループディスカッション、ケース面接、筆記試験など色んな選考スタイルがありますが、特に重要なのが「面接」ですよね。これが上手くいかないと絶対に内定はとれません。ここで、長期インターン経験が大きく役に立ちます。(グループディスカッションやケース面接でも十分長期インターンが役に立ちますが、その件はまた次回に!)

面接では主に、「自己PR」と「志望動機」を述べることが中心になりますが、ここで肝心なのが、「自分は、●●社の発展に寄与できる人材です!」ということを述べ、会社側に納得してもらうことです。営業やマーケティングで、自社製品をいかに購入してもらうかを考えるわけですが、面接では「自分」という商品を会社側に購入してもらう必要があります。

その際に、ちゃんと会社のことを理解した上で、自分を売り込むことが必要です。だからどんな時も面接官側の立場になることが重要です。自分が面接官だったらどんな人を採用するのか考えてみるといいでしょう。その際、長期インターンという経験は大いに役に立ちます。

①長期インターン経験は何よりも面接官にとって信頼に足る

自己PRで話す過去の経験のほとんどが、サークルやゼミ、部活、学生団体の話です。過去に色んな分野で結果を残したとしても、その人がビジネスの世界で結果を残せるかは全くの別物

同じスポーツだとしても、イチロー選手がいきなりレアル・マドリードのスカウトに、「俺は野球で一流を極めたから、サッカー界でも一流になれる。だから、雇ってくれ」と言っても信頼度0ですよね(笑)

極端な例かもしれませんが、会社に入りビジネスの世界で結果を残せることをアピールできることが重要。そんな意味で、長期インターンを通しビジネスの実績をアピールすることで、内定がぐっと近付くわけです。

②「仕事」というものを理解している

最近、若者の離職率が問題になっていますよね。離職の理由として、「思っていた仕事と違った、自分の強みが活かされない」とか「賃金が割に合わない」などという理由が挙げられます。こういった「悩み」というものは、「理想」があってそれが叶わない「現実」が存在するから発生します。では何故、そのギャップが生まれてしまうのか。

人員が少ないスタートアップやベンチャーでの長期インターンでは、インターン生であっても、経営者に1人で営業に行ったり、何千万という広告運用費を任せられたりと社員同等の裁量をもって働くことができます。

こんなこと言うとめっちゃ派手に聞こえるかもしれませんが、やっていることは実は地味だったりします(笑)クライアントとの訪問用の資料を作成したり、メールでやりとりしたり、マーケティングもパソコン見ながら、数字と格闘して改善をしていく感じで…勤務時間の多くがパソコンと向き合っています。でもこれが現実なんですよね。日々のタスクに落とし込んじゃうとこんなもんです。

だからこそ、自分がその業務を「なんのためにやっているのか」ということが重要だったりします。「高齢社会の課題解決のため」「日本の労働生産性向上のため」などなど、自分がどこに向かっているのかを明確にする必要があります。

そんなこんなでインターンをしていると「仕事」というものが何なのかが見えてきます。思っていた仕事と違うのは、仕事に変な期待を持っていたから。仕事をやったことないのに、ビジネスフィールドでの強み弱みなんてわかるわけがありません。私自身、「コミュニケーション能力が高い」と社会に出るまで色んな人に言われていましたが、それは「雑談」の能力であって、ビジネスで求められる「説得力」のようなコミュニケーション能力とは全くの別物なのです。

こういった意味で、「仕事」というものをしっかりと認識していることで、会社としても変なギャップがないので、内定はさらに近づきます。

③シンプルに「長期インターン」は目立つ

私自身、採用面接なんかもするわけですが、「●●人規模のサークルを立ち上げ・・・」とか「●●学のゼミで・・・」とか言われると、「またこんな感じの話か」となってしまいます。同じような話をされても全く印象に残りません。

大企業の新卒一括採用の面接官は、大変な日常業務の合間を縫って、学生との面接に来ています。そんな中で、相当印象に残ることを言わないと選考に通過できません。皆さんもお分かりの通り、ゼミやサークルに入っている学生は山のようにいるわけで、「就活のために留学!」と海外に行く人がいますが、留学経験のある人は就活生の6割に上ります。そんな中、就活生における長インターン経験者は、「2%」と大手就活サイトの調査であるように圧倒的な差別化になります。

 

会社で活躍できる可能性もあり、仕事というものをわかっている。面接でも目立つ。この3拍子。死角なし。

 

内定に近づく長期インターンを探すなら、プロに相談しよう